Webマーケティングに役立つ、初心者向けおすすめ無料ツールを紹介 公開日 : 更新日 :
- Category: Webマーケティング
- Editor: ハイパーリール
Webには様々な無料のサービスがありますが、Webマーケティングを実施する際に活用できるものがあります。
今回はWebマーケティングの効果を最大化する上で欠かせない分析や効果測定など、Webマーケティング活動の助けとなるツールの中から、まず最初に導入したいオススメの無料ツールをご紹介いたします。
目次
【Googleアナリティクス】
Googleアナリティクスは、Googleが提供する無料のサイト解析ツールです。
このツールを導入することで、自社サイトで閲覧者がどのような行動をしているかを知ることができます。これを解析しお問い合わせや購入など、サイトの目標を達成するために閲覧者に取ってもらいたい行動を促すための、改善を実施する際のデータとして活用することができます。
ユニバーサルアナリティクスと呼ばれる現行のバージョンは2023年7月1日にサポートの終了が予定されています。これから導入する場合は、GA4と呼ばれているバージョンを導入することをお勧めします。
（Googleアナリティクス）
【サーチコンソール】
サーチコンソールもGoogleが提供するツールの一つで、検索キーワードごとの順位、そのクリック数、外部から自社サイトへの被リンクなど、主にGoogle検索における自社サイトの状況を確認できるツールです。
そのためSEO（検索エンジン最適化）を実施する際に、検索エンジン上の自社サイトの現状把握や施策の効果測定に役立ちます。
またサーチコンソールインサイトというGoogleアナリティクスとサーチコンソールを初心者向けにまとめたツールでは、ページが何回見られたか（ページビュー）や、滞在時間、人気のコンテンツ、アクセス経路などをグラフ等でわかりやすく確認することが可能です。
これからWebマーケティングを始める方は、サーチコンソールインサイトから始めてみるのもおすすめです。
（Search Console Insights）
【キーワードプランナー】
キーワードプランナーは本来、Googleに広告を出稿する際のキーワード選定・広告単価調査などのために提供されているツールですが、これをSEOにも活用することが可能です。
具体的には指定キーワードの関連キーワードや、その検索ボリュームなどを調査することができることから、SEOを実施する際のキーワード選定ツールとしてもよく使われています。
無料で利用することができますが、クレジットカードの登録が必要です。また無料版の場合、検索ボリュームは「1万〜10万」などの大まかな数値でしか取得できないため、詳細な数値を確認したい場合は広告出稿を行い、機能を解放する必要があります。
（キーワードプランナー）
【Googleトレンド】
（Googleトレンド）
Googleトレンドは無料かつ登録なしで利用できる、検索トレンドの調査ツールです。
このツールでは、指定したキーワードが期間内にどれくらいGoogleで検索されたかを知ることができます。また地域ごとの内訳や関連キーワードを合わせて調査することができるため、SEOを実施する際のキーワード選定にも活用することが可能です。
人気の評価は検索数の実数ではなく0〜100の指数で表されるため、検索数が知りたい場合はキーワードプランナー等別のツールを使う必要があります。
【Googleビジネスプロフィール】
Googleが提供するサービスで表示される、自社ビジネス情報の管理ツールです。
具体的には自社の情報をオーナー登録し管理、プロフィールを充実させることで、Google検索やGoogleマップ検索の際に表示される店舗等へのGoogleからの集客力を高めることが可能です。
また検索エンジンからの信頼度が管理前よりも向上し検索順位が上がりやすくなります。
Googleユーザーであれば誰でも店舗に関する写真や口コミを投稿できるため、継続的に管理しながら店舗等の集客につなげていくことが大切です。
（Googleビジネスプロフィール）
【Googleライトハウス】
Googleによる無料のサイトパフォーマンスチェックツールで、WebブラウザChromeの拡張機能として提供されています。
この拡張機能は自社Webサイトをパフォーマンス、アクセシビリティ、ベストプラクティス、SEO、プログレッシブウェブアプリケーションの、Googleが持つ5つの基準から見たスコアを確認することができます。
これを確認しながらWebサイトを改善することで、サイトの質を高め閲覧者へのよりよい利用体験の提供と成果につなげられます。またGoogleからの評価向上に伴うSEO効果も期待することができます。
（Lighthouse）
【UberSuggest】
（UberSuggest）
ウーバーサジェストはアメリカの著名マーケターが提供する、一部無料の多彩な機能を持つSEOツールです。日本語化されており使いやすいサービスですが、無料の場合1日3回までの利用制限があります。
機能としてはキーワード調査、競合調査、自社サイト分析等があり、それぞれの調査項目で、SNS等も含めWebを俯瞰して情報を得ることが可能です。そのためGoogleの提供するサービスから得られる情報と併用することで、より確かなWeb戦略立案に役立てることが可能です。
またキーワード流入は、競合サイトでどんなキーワードから閲覧者がサイトに流入しているか調査でき、自社サイトのキーワード選定等に活用することができます。
【similarweb】
シミラーウェブは無料で、指定したサイトの訪問者数、閲覧数、流入元などを調査することができるツールです。
流入元については検索エンジン、ブックマークやリンク、SNS、広告など種類別に確認することが可能で、これらを利用することで競合サイトの閲覧状況を把握することが可能です。
数値については推測が含まれており、およその値となります。指定サイトのアクセス数が少ない場合、結果を取得できない場合があります。
（similarweb）
【まとめ】
Webサイトはリアル店舗と違い訪問者の動きを見ることはできませんが、紹介したツール等で様々な情報を抽出し、行動を把握することが可能になります。
これを参考にWebマーケティングを実施することで、閲覧者にとっても運営者にとってもより満足度の高いサービスの提供が可能になると考えられます。
